組み立てから塗装迄の手順
これが正しいとは言えませんのでご参考までにどうぞ。
使ってるツールのご紹介もしてます。(青文字)
◆ランナー確認
まずはランナーを確認、枚数があってるかどうか、あからさまな整形不良がないかのチェックをしましょう。
◆切り離し(一度目)
両刃薄刃のニッパーを使用してランナーから切り離します。
※片刃ニッパーは痛みやすいので切り離しの段階ではおすすめしません。
※ゲートをパーツ、ギリギリで切らずに残して切る。
※この時点で使わないパーツ類は弾いてしまいます。
※この後、仮組をしますのでランナー事に分けて置くといいです。
※百均の小分け出来るケースに分けてます。
◆二度切り
今度は片刃ニッパーで先ほど残して切ったゲートを0.5mmほど残して切る
※高額で切れ味のあるニッパーでもやはり白化するときはしますし、抉れてしまう時もありますのでヤスリ掛けするのであれば残してしまった方が後々が楽なんです。
◆ゲート処理、表面処理
二度切りの際にゲートを残して切ってますのでヤスリをかけていきます。
240番~400番
紙ヤスリ、棒ヤスリ、スポンジヤスリを場所に寄って使ってます。
主に残ったゲートを落とす目的です。
600番
ペンサンダーに600番のスポンジをセットしてます。
240番でゲート落とした時に周りも傷がついてしまうのでその処理です。
800番~1000番
アクリル板に紙ヤスリをセットして表面処理
細かい傷なんかもこれで消えます。
600番でもサフ吹いてトップコート吹いたらまぁ分からないですが念の為。
1200番~2000番
この辺は基本的にはクリアパーツとかですね
サフを吹けないですが、この辺やればトップコート吹いたら分かりません。
光沢のあるキャンディ塗装の時なんかはこのぐらいまでやってます
◆仮組
一度すべてのパーツを組んで行きます。
※この際に合わせ目を確認して加工もしていきます。
※ダボ処理、ピン処理仮り組み後、再度分解しますのでダボに切れ込みを入れ
ピンも1/3程度を切り落としておきます。
※差し込むパーツや合いがきついパーツがあったらクリアランスの調整もしておきます。
◆分解
オープナー(セパレーター)があると分解しやすいです。
この際に同じ色で塗装する物をまとめていきます。
◆洗浄
ここで一度削りカスなどを落としていきましょう。
パーツ表面に削りカスや手油等が着いてると塗装剥げの原因となります。
自分は超音波洗浄機使ってますが水に食器用洗剤を入れて歯ブラシで磨くのも全然いいと思います。
上記の同じ色で分けたものを紛失を防ぐため排水溝ネットに入れたまま洗浄してます。
◆捨てサフ
下地を消す程かける必要はないです。
仮組の状態からそのままかけてしまう時もあります。
サフをしてみると傷が見つけやすくなるのでゲート処理や合わせ目の際の傷が残ってたりします、もし見つけたら再度ここで整えて洗浄していきます。
◆本サフ
チェックが終わったらもう一度サフを吹いていきます。
今度はしっかりと吹いていきましょう。
◆塗装
自分は基本的にベース塗装してからエナメル塗料で部分塗装ですが先に部分塗装してマスキング→ベース塗装のパターンの方が楽な場合もありますのでしっかり手順を考えてから作業をオススメします。
◆部分塗装
基本上記でも言ったようにベース塗装→エナメル(筆、エアブラシ)はみ出た個所をふき取るですがそこは臨機応変にって気がします。
◆デカール貼り
水転写式デカールやドライデカール等を貼っていきます。
◆トップコート(一回目)
この段階でのコートはつやありですね、この後に墨入れをしますので部分塗装を守る為です。
(部分塗装がエナメルの場合はそのまま墨入れしたらエライことに・・・。)
◆墨入れ
流し込みタイプで墨入れしてます。
この段階でウェザリング(汚し)の場合はウォッシングやチッピングですね
自分は汚しの場合はデカールを最後に貼ります。デカールが綺麗になってしまうのですが枠が残ったりするのが嫌なんです。
◆トップコート(二回目)
ここで半艶や艶消しに切り替える形です。
◆完成
好きなだけ眺めてください(*´▽`*)
塗装環境については別途まとめてますのでそちらをご覧ください。
各種紹介
パーツの切り離しの際に使ってます。
百均に色々あるのでそれでいいと思います。
おすすめは仕切りが動かせるタイプや蓋が取れるやつです。
自分は塗装後のパーツがある程度乾いたらすぐにケースに移します。(紛失の確率を減らすため)
切れ味抜群!
素組み派にはホントおすすめ、もちろん塗装する方にもゲート処理が断然楽になるのでおすすめです。
スポンジヤスリで大人気「神ヤス」ですね
これも使ってますがヨドバシの安価なのも使ってます。
曲線には厚めの5mmがいいですよ
上記スポンジヤスリや紙ヤスリをアクリル板に貼り付け使用してます。ゴッドハンドさんで持ち手がついてるタイプの方が使い勝手いいですがこっちはこっちで安価であれば便利。
パーツの破損リスクが断然減るし、作業効率上がりますのでおすすめ
自分は中古でそこそこ広めの買いましたがこの分離式がいいなと思ってます。
デカールを貼ったりエナメル拭き取ったりと便利なツール
スポンジ部分は別売りしてます。
デカール用、拭き取り用と2本あると便利ですよ