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塗装環境のツールについて

【エアブラシの選び方】

用途や作業環境で様々だと思います。

​一概におすすめのエアブラシはこれ!ってのがないのが本音です

自分に合ったエアブラシを探すのは大変ですが頑張って見つけて下さい♪

ここでは簡単に選別基準をお話できればと思います。

◆ダブルアクション

最も一般的なエアブラシのハンドピース

押すとエアが出て、引くと塗料が出る二段階構造

引く力の下限で塗料の出を調整可能です

基本的にはこれを選べば困らないタイプ

◆シングルアクション

ダブルアクションと違い押せばエアも塗料も出る単純構造 

引く力加減で噴出量が変わるわけではない為、広い面を均一に塗りたい場合や

細かな調整が必要ではない為、長時間の作業も可能です

◆トリガー式

自分も使ってるのがこのタイプ

構造はダブルアクションと同じですがボタン式からトリガーになっている為

グリップ力があり持ちやすく長時間の作業が可能です。

ただし握り手がダブルアクションよりも噴出口から遠く繊細な作業には若干向きません

イメージとしては習字や絵を描くペンの持つ場所が筆先から離れると書きづらいのと

同じ感覚だと思います。

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【口径】

塗料の噴出量を決める要です。

0.2mm・0.3mm・0.5mmの3種類が一般的ですが口径によって使い道が様々です。

◆0.3mm

プラモデルで使用する場合こちらが一般的です

ベタ塗や細かな塗装も可能です

◆0.2mm

口径が小さい代わりに細かな吹付けが可能

グラデーション塗装や小さなパーツを吹くのに最適

自分はグラデーション塗装をよくする為こちらの口径の使用が一番多いです。

しかしデメリットがあります

口径が小さい為シルバー系やサーフェイサー等の粒子が大きい塗料を吹いているとすぐにノズルが詰まってしまいます

この辺は使い分けが必要なのでまずは0.3mmの口径を購入し2本目に是非こちらを購入して

みて下さい。出来る表現の幅が広がります!

◆0.5mm

あったほうがいいか?と言われたら別になくても困りません

しかしあったほうが便利でもあります

MGやPGスケールの大きめのキットの吹付けの際に0.3mmだと少し物足りなくなって

しまいます。

あとはある程度、組立してから全体に一気にサーフェイサーやクリアーを吹いたりする場合は0.5mmの方がムラなく吹付けが可能です。

ジオラマとかを自作して塗装するなら持っておいて損はないですね。

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【塗料カップ】

塗料を入れておく部分こちらも目的の作業によって選択される場所でもあります

◆一体型

ハンドピースと一体となっております

外すことが出来ない為掃除がしづらいと思われますがそんな事はないです

基本的にはこのタイプが多いです

◆分離型

目的によってカップのサイズを変えたりできます

接続部分にゴムが使われてるのですがその部分が劣化して塗料が漏れる事もしばしば・・・

◆取付箇所

基本上部に接続する物が多いですが

サイドや下部に接続する物もありますがメリット、デメリットが各々あります

上部・・・塗料が重力によって降りる為無駄がなく少量の塗料でも吹付け可能

下部・・・カップが下にある為、視界が広がり目標物を捕らえやすいですが

カップ内部のホースに塗料が残りやすく洗浄が手間ですし少量だと出が悪くなってきます

【タンク】

圧縮した空気を貯蔵できるタンクがあるかどうかです

基本タンクがあるほうが値段が高くなってしまいます。

タンク無しの場合、吹き付けてる最中にエアが弱くなってしまうため均一に吹き付ける

為にもタンク有りをおすすめします。

イメージとしてこんな感じ

タンク無し:シューーーーーーゥゥゥゥ・・・・

タンク有り:シューーーーーーーーーーーーーーーー

選択項目としてはこんなところになるかと思います

​よくおすすめは?と聞かれますが作業環境によって全然違いますので自分に合った物を探してみて下さい♪

各種紹介

自分が使用しているコンプレッサーです

最初タンク無しを購入したのですがエア容量が物足りずタンクを別途購入してしまいました。

プラモデルの塗装には性能的には全く問題無しです

有名メーカーなので修理も可能です

​これ一台買えばおそらく今後買い替えの必要なしかと思います。

上記タンク有りがこちら

YouTubeなどでも紹介されてる一体型で安価ですが実際これはおすすめできないです。

​これで始めたとして本格的な物を買った場合これは無駄なってしまうかと思います。

塗装ブースの結構定番商品

若干吸引力が無いため自分は別の物なんですがそちらは個人で制作して販売してるブースの為こちらをご紹介

がっつりやるならツインファンの物をおすすめしますが

音がかなり大きい為同居の方が居たらよく相談してからの購入をおすすめします

​シングルファンならテレビの音量が大きいぐらいの感じです

自分が最初に買ったのがこれ

タンクもエア圧も無いのでHGスケールの塗装などには物足りなさがあるものの​お試しにはちょうどいいとは思います。

これから始めようかと思っているがいつまでやるか分からないしとりあえずでいいなら選択の余地あり

​(自分は2体作ってすぐに買い換えました・・・)

​買い換えたとしてもホースの口径なんかが合えばハンドピースも使いまわせますよ。

ハンドピースをフルセット商品から最初に買い替えるなら安価で口径も切り替え可能なこちらをおすすめ。

​0.2mmも試せて0.5mmも試せる

​ここから自分に合ったハンドピースを見つける事が出来ると思います

自分が使ってるのがこれ

このタミヤのトリガー式には0.3mmと0.2mmもあり両方買って使い分けてます

長時間の塗装でもあまり疲れず、カップは標準サイズで細かい作業も出来るしホントおすすめです。

​冒頭で言ってましたが一応短時間なら0.2mmでもサフやシルバー系も吹く事は可能ですが0.3mmが無いなら最初は0.3mmをおすすめします。

ゴミや水を除去してくれるアイテム

短時間の作業でも水を吹いてしまうこともありますので

使っておいて損はないです

​700円くらいの安価なものもあり使った事がありますが直ぐにへ垂れたり水を取り切れなかったりと使い勝手が悪いのでちゃんとしたものを買いましょう!

ホコリ除去や防ぐのに便利

​下にあるエアブローだけを使ってましたがこれをおすすめされ使いだしてからは手放せません

​百均にもありますのでとりあえずそちらでいいと思います。

塗装ブースに取り付けて使ってます

アクアリウムをしてるのでそのあまりのライトだったんですが

​光量の調整もできて便利。

定番商品ですが実際は百均で猫用の爪とぎがあるのでそちらで代用ができます。

​自分はそっちを使ってますがへたってきたら飼ってる猫にあげてます(笑)

パーツを挟む事によって保持してくれ塗装や乾燥時に便利

持ち手の棒の部分ですが太さが多々あり両方使い道があります

ワニ口でつかめないパーツも細いものは小さい穴に差し込んで

穴が無ければダボ穴に太いものは差し込めます

​両方あると困りません、自分は竹串とホームセンターでワニ口買って

​自作してますが太い持ち手棒は購入してます

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